趣味で自家焙煎を銀杏を煎る手網で始めて2年が経ちましたが、もうそろそろ焙煎をすることが面倒臭くなりだしたので自家焙煎機を買ってしまいました。
結論から言うと、高かったけど買って本当に良かったです!
しっかし本当に買うまでめちゃくちゃ迷ったので、これを読んでくれている方が迷わないように、この記事では市場に出ている焙煎機の僕が思うメリットとデメリット・種類・価格帯についてそれぞれ徹底的に説明します。
ちなみに買った自家焙煎機カルディコーヒーロースターのレビューはこちらでやってます。
目次
- 1 手網焙煎から自動焙煎機に切り替えた理由
- 2 コーヒー焙煎機選びのポイント
- 3 コーヒー焙煎機選びの条件1. 予算は10万円以内
- 3.1 ホームコーヒーロースター(家庭用コーヒー焙煎機)CR-100 正規輸入品 日本国内仕様100V 修理対応あり(24,717円)
- 3.2 コーヒーロースター 小型コーヒーロースター 焙煎機 [並行輸入品](26,450円)
- 3.3 SR500 自動 コーヒー豆 ロースター Fresh Roast社【並行輸入】(32,824円)
- 3.4 Nesco コーヒーロースター Home Coffee Roaster 並行輸入品(33,000円)
- 3.5 KALDI (カルディ) Coffee Roaster (コーヒー ロースター ) Hopper, Probe Rod, Chaff Holder フルセット, ホームロスティング (電動) [並行輸入品](48,920円)
- 3.6 【家庭用コーヒー焙煎器】クラシカルデザインの電気式無縁コーヒーロースター (S-100CR)[並行輸入品](65,614円)
- 3.7 珈琲焙煎機コーヒーロースター Gene Cafe ジェネカフェ CBR-101A(77,000円)
- 3.8 ダイニチ コーヒー豆焙煎機 MR-101 (電気式)(97,400円)
- 4 コーヒー焙煎機選びの条件2. どれだけ業務用の焙煎機に構造が近いか(直火式かどうか)
- 5 コーヒー焙煎機選びの条件3. 焙煎容量は十分かどうか
- 6 まずは安い方を買ってみる
- 7 最終候補のカルディコーヒーロースターを購入
- 8 最後に
- 9 「まずは焙煎したてのコーヒーを飲んでみたい」という方へ
- 10 コーヒーの焙煎についてオススメの本
手網焙煎から自動焙煎機に切り替えた理由
手網で焙煎をやりだしたころは、自分の手でコーヒー豆を煎るのが楽しかったです。
これで毎回手焙煎してました。
遠藤商事 ステンレス木柄 丸型ギンナン煎りBGV08
毎回「どうすればおいしくなるのか」というのを考えながら焙煎をし、最初のうちは毎回バラバラだった味つきも、だんだん落ち着いて、普通に料理をするような感覚で焙煎をするようになってきました。
そうなってくると人間不思議なもので、だんだんめんどくさくなってくるんですよね。
普通の料理ならまだ飽きないと思いますが、焙煎っていうのは10分ぐらいただひたすら手網を振り続けて豆を煎る作業です。
だから正直その10分がだんだんと面倒くさくなり、なんとかこれを自動化できないかなと思って、ここ数ヶ月ほど焙煎機を探していました。
コーヒー焙煎機選びのポイント
買おうと思って色々と足を運びましたが、結局一般のお店には自動焙煎機が売っているところってあまりなく、最終的にamazonにほぼほぼ売っていたのでそこのロースターの中から検討。
ただやはりそれなり種類もあり、商品が一般的でないこともありレビューが非常に少なく、正直とても悩んでいました。
が、最終的に買ったのは、カルディのコーヒーロースターです。
なぜこれを買ったのか、コーヒ焙煎機選びのポイントを紹介しつつ、共有します。
コーヒー焙煎機選びの条件1. 予算は10万円以内
コーヒーの焙煎機ってのは、探してみればわかるんですが、とにかく高いです。
しかも日本製で出回っているものがほとんどない。
最初は2,3万円程度であるだろうと思っていたのですが、自動となると3〜10万円程度になってしまいます。
それ以上ももちろんありますが業務用とかになってくるので80万とかになってきます。
(何を思ったか最初は業務用をなんとか手に入れようと周りの人に「見つけたら教えて!」と言いまくっていたんですが、なかなか見つからず断念。)
そこでamazon内で10万円以下ということでリストアップしたのがこちらです(価格順、価格は執筆時のもの 2016/0702)
ホームコーヒーロースター(家庭用コーヒー焙煎機)CR-100 正規輸入品 日本国内仕様100V 修理対応あり(24,717円)
- 焙煎方法:熱風式
- 焙煎容量:150〜180g
コーヒーロースター 小型コーヒーロースター 焙煎機 [並行輸入品](26,450円)
- 焙煎方法:直火式
- 焙煎容量:最大600g
SR500 自動 コーヒー豆 ロースター Fresh Roast社【並行輸入】(32,824円)
- 焙煎方法:熱風式(おそらく)
- 焙煎容量:最大120g
Nesco コーヒーロースター Home Coffee Roaster 並行輸入品(33,000円)
- 焙煎方法:熱風式
- 焙煎容量:コーヒー36杯分(2〜300g程度?)
KALDI (カルディ) Coffee Roaster (コーヒー ロースター ) Hopper, Probe Rod, Chaff Holder フルセット, ホームロスティング (電動) [並行輸入品](48,920円)
- 焙煎方法:直火式、半熱風式
- 焙煎容量:最大250g
【家庭用コーヒー焙煎器】クラシカルデザインの電気式無縁コーヒーロースター (S-100CR)[並行輸入品](65,614円)
- 焙煎方法:熱風式(おそらく)
- 焙煎容量:不明
珈琲焙煎機コーヒーロースター Gene Cafe ジェネカフェ CBR-101A(77,000円)
- 焙煎方法:熱風式
- 焙煎容量:最大250g
ダイニチ コーヒー豆焙煎機 MR-101 (電気式)(97,400円)
- 焙煎方法:熱風式
- 焙煎容量:最大120g
以上が10万円以下の焙煎機ですね。とりあえずここまで絞りました。
コーヒー焙煎機選びの条件2. どれだけ業務用の焙煎機に構造が近いか(直火式かどうか)
次にこだわりたかったのが、どれだけ業務用の焙煎機に構造が近いか。
結構自動焙煎機って韓国産が多く、家においてもスマートに馴染みそうなのって多いんですね。
これとか
これとか
けど、こういうのって直火ではないのが大半なんですね。
だいたいは電気式で熱風式が多く、メリットとしては煎りムラもできにくく、チャフも飛ばず、ボタンを押せば簡単にできるというものです。
普通に考えれば絶対こっちのほうが楽なんですが、僕は直火式(火が直接当たるやつ)、半熱風式(火をドラムをコーティングしている鉄に当てて熱するタイプ)を探しました。
理由は自由度が高く、豆の焙煎の過程をより理解できるから。
電気式だと温度の制限も簡単にできて、音もさほどうるさくなく、絶対に楽なんですが、なんか味気なさそうなんですよね。。。
なんというか、こだわるには全過程を見ておきたいというか、全て自分で制御したい。
もともとコーヒーの焙煎を始めたのも、普段飲んでいるコーヒーがどうやって作られていて、「おいしいコーヒーってなんだ」っていうのを追求しているだけなので、ここはもう突き詰めてやろうと。
コーヒー焙煎機選びの条件3. 焙煎容量は十分かどうか
焙煎容量って本当に大事です。
おしゃれなやつはそこまで100g前後だったり200g以下というのが多いのですが、それじゃあ焙煎がめんどくさすぎると。
だいたい僕は手網だと1回で200gほど煎るんですが、それでも1〜2週間ほどでなくなるので、できれば一回で200g以上、理想は400gほどであれば最高です。
そしてその直火式と焙煎容量の選考に残ったのは以下の2つ。
KALDI (カルディ) Coffee Roaster (コーヒー ロースター ) Hopper, Probe Rod, Chaff Holder フルセット, ホームロスティング (電動) [並行輸入品]
コーヒーロースター 小型コーヒーロースター 焙煎機
まずは安い方を買ってみる
正直安ければそれにこしたことはないので、こちらを買いました。
届いて使ってみたのですが、びっくりしたのが完全に不良品なんですね。
ネジのところが入らないくらいねじ曲がってまして。
とりあえず返品して、やはり欲しかったので、もう一度買ってみたんですが、また不良品が!
さすがに2回買ってどちらもダメってそうとうヤバイ商品だなと思ったので再び返品して諦めました。
最終候補のカルディコーヒーロースターを購入
ということで最終候補のカルディコーヒーロースターを購入しました。
KALDI (カルディ) Coffee Roaster (コーヒー ロースター ) Hopper, Probe Rod, Chaff Holder フルセット, ホームロスティング (電動) [並行輸入品](48,920円)
- 焙煎方法:直火式、半熱風式
- 焙煎容量:最大250g
ということで残った候補のカルディコーヒーロースターを購入しました。
正直言うと最初からこの子は気になってました。
完全に焙煎機って感じでひたすらカッコいい!
ただ、やっぱり高いし、容量も250gと普通だし、というところがネックだったのですが、もう一方の直火式のほうがダメダメだったので、もう一番欲しかったやつを買おうと決意しました。
カルディのコーヒーロースターの使用感、レビューはこちら。正直、完全にアタリです。
最後に
というわけで自動焙煎機の紹介とチェックポイントの紹介でした。
やはり足を踏み入れた自家焙煎の道は、人それぞれだと思うので、チェックポイントも人それぞれだと思います。
あくまで僕はこういう判断基準、ということを参考にしてもらえたら幸いです。
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「まずは焙煎したてのコーヒーを飲んでみたい」という方へ
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焙煎家のオオヤミノルさんの焙煎について、真摯に語った本。
自家焙煎家の大御所の方や、新鋭の方にも自らインタビューを行って、感想を等身大で書かれた、焙煎に興味があればとても楽しく読める本です。
焙煎をやりだしてこの本を読んで、奥の深さに驚きました。
またオオヤさん、駆け出しの頃は銀杏煎り器で焙煎をしていたというのですから、さらに驚きでした。
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