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ホームページを作る必要がある会社、業種とは?また作る時のポイント

17/01/25 ( 18/11/28 Edited)

約7分で読めます

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インターネットの時代だ、IOTだとか言われている時代ですが、全ての会社がホームページを持つ必要があるでしょうか?

ウェブサイト、ホームページも必要な業種、必要でない業種があるんです。

その業種、理由をまとめてみました。

ホームページの目的=多くの人にサイトを見てもらって、自社に興味を持ってもらうこと

webサイトの目的とは作りたい会社、個人にそれぞれあると思うんです。

「集客をしたい」「予約をとりたい」「告知をしたい」「ファンを増やしたい」などなど。

でも、全ての人に共通しているのは、もっといろんな人にサイトを見て、自社に興味を持って欲しい、ということ。

なのでホームページの意味としてはより多くの人に見てもらう、ということが大事になるんですね。

「当たり前のことを何言っているんだ」と言われるかもしれませんが、ここが基本なんです。

検索して上位に出るサイトは限られてくる

昔はサイトを持つ会社や個人は少なく、限られていましたが、今だと持っていないところの方が少ないくらいです。

それは単純にホームページを作る必要性が増していて、多くの人がインターネットをより良く見るようになり、その結果ホームページを作るサイトが激増してるんですね。

しかし検索で上位表示(10位以内など)されるには数が限りがあります。

そうするとどうなるか。

単純に上位に表示させることの難易度がどんどん上がってきています。

まずここで、ホームページを作ればそれでokという時代は終わったと思ってください。

作っても1日1件も見られていないサイトなんかザラにあります。

今までは同業者との勝負だったのがポータルサイト、キュレーションサイトやまとめサイト、比較サイトとの勝負になる

最近検索しているとお気づきかもしれませんが、検索の上位にはキュレーションサイトやまとめサイト、比較サイトなどの大規模で運営しているサイトが食い込んでいています。

そうなると普通のサイトはさらに上位表示されにくくなります。

じゃあどうしたらいいのか?

まず手っ取り早い方法としては、自社サイトを上位表示させることが難しければ、他のサービスに乗っかるんです。

例えば美容院であれば「ホットペッパービューティ」、飲食店であれば、「食べログ」であったりとか、不動産業界であれば「suumo」とか。

不動産業界にも色々あり、買ったり借りたりするのであれば上記の「suumo」や「HOME’S」などが有名ですが、売ったり査定してもらったりとなると全く異なる会社が強かったりします。

「イエイ」や「スマイスター」「オウチーノ」などは査定で上位表示を狙っているサイトですね。

正直な話問い合わせを増やしたり、多くの人に見てもらったり、ということだけであれば自社サイトでなくとも上記のようなサイトに費用にかければ問題なくできるわけです。

自社サイトの存在意義・必要性は?

そうなると自社サイトの存在意義は?必要性は?となってくると思いますが、ここで自社サイトの必要性を考えた時の判断基準としては「他サービスに掲載してもらうことで伝えたい情報を全て伝えることができるかどうか」だと思います。

他サービスで賄うことができれば、自社サイトで同じことを説明する必要はありませんので基本的に自社サイトは不要になります。

それでもホームページが必要な会社というと、「ポータルサイトに掲載する内容以上に伝えたいものがある会社」となります。

ポータルサイト、総合サイト、比較サイトというのは競争が激化すればするほど、供給側が過剰になればなるほど、また供給側の差別化ができなければできないほど強くなるし、増えます。

そういった差別化がしにくい、競争が激化しやすい業界というのは、パッと思いつくのは上記に挙げたとおり、

  • 美容院
  • 飲食店
  • 不動産業界

のあたりでしょうか。

ですので上記の業種に関しては基本的にポータルサイトに乗っかることができて、収益を上げることができるのであればそれで僕は問題なく、ホームページも必要ないと思ってます。

「ポータルサイト、総合サイトには乗っからずやっていきたい!」ということであればサイトを作ることも必要でしょうが、その場合は競合がポータルサイトや総合サイトになるので自ずとそういった大型サイトには無い魅力を出す必要があります

美容室・美容院・サロンなら

美容室ならホットペッパービューティで強み、スタッフ紹介、会社概要、予約、ブログなどなどほとんど自社サイトで発信できる情報を発信できるので、自社サイトを持たれている会社は少ないです。

個人的にもほぼ不要だと思います。

「自社の魅力はホットペッパービューティでは伝えきれない!」というサロンの方であればデザインをバリバリしっかりと組んで、サイトでアピールすることも必要ですが、なかなかわざわざ数十万かけてそうするサロンさんも少ないのではないでしょうか。

特に強みがないサロンであればなおさら難しいです。

例えば「メンズのベリーショートがめちゃめちゃ得意」ということであれば「(地域名) メンズ ベリーショート」などのSEO対策もでき、サイトを作る必要も出てきますが、得意不得意も特になく、ということであればサイトは不要でしょう。

飲食店なら

こちらも食べログがあるのでほぼ不要かと思います。

また最近は食べログも見ることもなく、googlemapで飲食店を検索して現在地から一番近いところに行く、ということも増えてきているので、なおさら必要性は少なくなってきます。

ただその中でも必要だと思うお店としては、大口予約で収益を得ているお店、もしくは収益を得たいお店だと思います。

その場限りのお昼をただ食べるだけであればそこまで比較はしませんが、会社で利用されるような大口の予約であったり、また高級料理屋のコース料理などはサイトがないと信頼性が落ちますし、他の人にも紹介もしにくいです。

そういったケースであれば必要ですが、定食屋さん的なお店はなかなか必要はないと思います。

不動産業界なら

こちらが一番サイトを作っていて悩むのですが、大手ポータルサイトが激しく多い業界でもあります。

なので正直ただ自社物件を載せているだけであれば必要はありません。

だって間違いなくポータルサイトのほうが見やすいんですもん。

プログラマーとデザイナーが物凄い規模で作っているポータルサイトと、たかだか数人の制作者が作った不動産サイトなんて、どっちが勝つと思いますか?

誰が考えてもポータルサイトのほうが使いやすいし見やすいでしょう。

なのに地図検索であったりとか、色んな機能をつけてポータルサイトに近づけても所詮はポータルサイトよりは使いにくい物件の少ないサイトにしかならないでしょう。

その中でもポータルサイトに太刀打ちしようとするには、自社のオリジナルな内容を更新しまくるしかないと思います。

自社ならではの目線で物件を紹介する、他社では知らない情報を公開する、自信のある自社物件しか取り扱わない、他社で申し込むよりも自社で申し込むほうが得であることを示す、などが必要になります。

不動産の買取、仲介、査定に関しても一括査定サイトはごまんとあるのですから、自社で査定をするメリットを書かないと意味がありません。

最後に

なのでサイトを作る時には自社ならではのメリットをしっかりとまとめた上で制作者と話すことをオススメします。

そうせずに制作者に話を持っていっても、既存サイトのリニューアルをしてデザインがキレイになる、程度にしかならないことも往々とあります。

勿論しっかりとヒアリングをしてくれて、強みを打ち出してサイトを構築してくれる制作会社もありますが、それには相応の費用は発生しているはずです。

なので格安でやって欲しい、ということであれば自分でしっかりと構成を考えて依賴しないと大したものはできないでしょう。

「文章はよそからもってきて」そう言った瞬間に「あなたの会社の強み・言いたいことはない」ということを意味しています。

どうか、サイト制作を依賴するのであれば、自社の強み・言いたいことをしっかりと自分の中でまとめて、文章を苦手でもいいので一度書いてみてください。

インターネットの本質は比較すること

インターネットの本質は比較することです。

あなたの作ったサイトはかならず競合と比較されています。

「それに勝つにはどうしたら」ということを考えてサイトを作らないと、必ず失敗します。

失敗しないホームページの作り方についてはこちらの記事でまとめていますので、合わせてご覧ください。

もしサイト設計、構築でご心配なことがあれば、一度ご相談ください。

それでは!

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