大学生の2回生だった頃、僕は友人といつものように退屈だなーなんて、言いながらダラダラ夜中まで喋っていました。
そんな時にノリで「海外でも行く?」となって、結局勢いでバイトも休んで飛行機も予約して、稼いだお金をつぎ込んで行った先はインドにでした。
なぜインドに旅行先を決めたのか
単純に言うと、とりあえず刺激が欲しかったからです。
当時海外に行ったことのない僕らにとってはどこに行くにしても相当ワクワクするイメージが出来ましたが、その中でも「インド」となると、なんというか未知過ぎて意味もなく魅力的に感じました。
今考えると直通で行く便も無く、無駄に高くついた旅行でしたがそれでも行った意味は相当に大きかったです。
自分の小ささと世間の知らなさに気づいた時期というのもあって、自分の世界を広げたい、価値観をぶっ壊したいと思っていた状態での選択肢としては最高の選択でした。
どのくらいの期間行ったのか
僕らは行けるだけ行こうということで初の海外旅行にもかかわらず2週間という長いスパンで旅行を決行。
実際に飛んだお金は18万ぐらいだったと思います。
飛行機が10万円程度、残りが移動費や食費などでした。
到着するなり刺激的な歓迎
現地の空港に到着して、空港から出るなりいきなりタクシーの運ちゃんが10人ぐらいたかってきて、「誰にするのか決めろ!」みたいな感じでまくしたてられました。
いきなりのこの歓迎にはかなり驚きました。
他にも、
- 最初のホテルはシャワーが水しか出ない
- インドの習慣に習ってトイレで手で尻を拭く
- 子供の写真を撮るとその親から金を巻き上げられる
- 露店で三十円ぐらいのパンを食べると、血を吐くまで寝込む
- ガンジス川はマジで汚いし本当に死体が流れている
- 旅行最終日に友達だと言って近寄ってきたやつにカツアゲされる
などなど、挙げればキリがないほど毎日がカオスでした。
それでもインドに行って良かったと思える理由
- 日本の素晴らしさが実感できる
- 未来が保証されていないにも関わらず底抜けに明るい人々を知った
- カースト制度で生まれながらにして、頑張ってもどうしようもできない人達を知った
最終的にインドの旅行を通じて感じたのは、日本でなら頑張ればどうとでもなれる、ということでした。
ある程度勉強すればどんな人間であろうと、何にでもなれる門戸が開かれているというのは凄いことだなと。
身分で差別されるわけでも無く、勿論親が貧困であれば子供が自ら勉強するのはなかなか難しいですが、それでもやろうとすれば出来ます。
だからこそ逆に生きづらいということもあるかもしれませんが。
誰だって頑張ればなんとかなる、という状況だからこそ追い詰められるというのもあるかもしれません。
最後に
大学時代、この旅行で海外旅行の味をしめた僕はできるだけ洗練されたところよりも、まだ途上な国を選ぶようになりました。
是非初の海外旅行でどこにいこうか悩んでいるのなら、インドはオススメします。
それでは!
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