身軽に生きるきっかけを届けるメディア

ホームページのリニューアルで失敗する人にありがちな6つの要素

18/10/31 ( 18/11/28 Edited)

約6分で読めます

AD

「ホームページのリニューアルを漠然と考えている」「以前作ったのは数年前だし、そろそろ見直したい」「事業内容がサイトの内容と今では変わっている」「移転もしたついでにサイトもリニューアルしたいなあ」

というようにサイトのリニューアルを考えている方に、今回はホームページのリニューアルでの注意点や失敗しないためのコツをお伝えします。

僕は3年間WEB制作会社で勤め、その後現在は独立してフリーランスで仕事をしています。前職では本当に100を超えるレベルで様々なお客さんにお会いして、ヒアリングさせていただきましたが、リニューアルで失敗される方・成果が出ない方というのは一定の傾向があることがわかりました。今回はそれを具体的に上げていきます。

目的が明確化していなく、リニューアルすることが目的になっている

まず何より重要なのは「何のためにサイトをリニューアルするのか」ということです。

  • 検索で順位をあげられるようにSEOをしっかり意識したサイトを作りたい
  • 全く更新が出来ないので、更新が出来るサイトにしたい
  • 前回素人に任せたら大変なサイトが出来上がったので、リニューアルしたい
  • 採用で全く人が入らないので、ホームページでやっている仕事を伝えたい
  • 今まで下請けだったがBtoCとして直請けになっていきたいので、ブランディングとマーケティングの一環としてやりたい
  • スマホでも見れるようにしたい

このように理由は様々ですが、「更新できるようにしたい」「スマホでも見れるようにしたい」というのがメインの理由の場合は、だいたい失敗します。

というか、それって手段であって、目的ではないんですよね。それだけが理由であれば既存のサイトに更新の仕組みだけをつければ良いし、スマホで見れるようにスマホサイトを作れば良い。それなのについでにリニューアルしようとするから、ブレるんです。だから手段が目的となっていたら、一度立ち止まって、「何のために更新性を高めたいんだろう。」「スマホで見れるようにして、何をしたいんだろう。」ということを突き詰めて見ると、目的が明確化します。

ターゲットが明確でない

意外とここがブレてるというか、ざっくりした方が多いです。「この地域の人全員」とか、「年齢層も幅広いからなあ」みたいな感じで。

ここがブレると、まずデザインがブレます。そしてコンテンツもブレます。そして納品間際になると、よくわからないサイトが出来上がります。

そうならないためにも、「サイトを作って一番誰に訴求したいのか」「今の顧客層はこうだけど、今後はここを取っていきたい」みたいなことは考えていただけると幸いです。

自社の強みがわかっていない、もしくは特に無い

これがマジでキツイっす!(すんません本音出ました)

でも本当にここばっかりは一番困ります。目的であったりターゲットであったりは、ヒアリング・コンサルティングをしてお話を聞いている内にこちらから提案は可能です。ただ、「自社の強みといっても他社とそんなに変わらない」とか「競合他社の強みと一緒でいい」とか言われちゃうと、薄ーいサイトになっちゃいます。

そこが尖ってくれてると、デザインにも反映は勿論出来ますし、コンテンツの充実度が全く異なります。そこに訴求できるようにレイアウトも組めるし「こんなページ必要じゃないですか?」という提案も出来ます。

今強みがわからないのであれば、リニューアルを機に考えてみてください。

作った後サイトへの集客を考えれていない

「リニューアルしたらSEOで勝手に集客できるよね?」というようなリニューアルしたら問い合わせ増えてウハウハ現象をお考えの人も多いかと思いますが、それは僕たちとお客さん次第です。

そもそもSEO的に言うとリニューアルしただけではページ数が減ったりリンクが変わったりと、逆に順位が一時的に落ちることって全然あります。

それを上昇させて以前より良いものに出来るかは、更新頻度であったりコンテンツであったり、リアルでの販促やweb上での広告であったりと、そういうった他のマーケティングとも密接に連動しているので、サイトだけ他のマーケティングと離して考えると失敗しやすいです。

内容を自分で考えない

「全部プロに任せます」という方もたまにおられますが、それって家建てるとき「全部お任せで」って言ってるのと同じなので、やめたほうが良いです。

ほぼ確実になんかイメージと違うデザイン案が上がってきて、修正を繰り返すことになるので、そうなると制作会社的にはどんどん真剣に向き合う時間を奪われることになり、結果大したアウトプットは出ず、お客さんも納得せず双方が疲弊します。

「ネットはわからないから苦手」という方のご意見もわかります、でもチラシやパンフレットや店舗の看板と同じようなものですから、一緒に考えて、悩んでくれるお客さんがいてくれるととても嬉しいです。

担当者が兼任でかつ経営・マーケティングに関わっていない

上記で述べてきたようにホームページは経営・マーケティングと密接に関わっています。というか経営者の考えを本当に表します。もはや鏡です。

なので、経営やマーケティングに携わっていない担当者の方とやり取りをしていると、「どう打ち出したいか。どう売りたいのか。目的な何なのか。」ということが経営層とズレていることが多々あります。

これを読んでいて「やばい、自分これに当てはまってるかも。。。」という方がいれば、上に相談してマーケティング担当者や営業などを入れて大きなプロジェクトで望んだほうが良いかなと思います。

一般的なサイトのリニューアルの頻度

引用:ものさす

引用:ものさす

こちらの引用元によると一度サイトを作ってしまうとその後5〜7年近くリニューアルをしないというのが平均のようです。ということはもし失敗してしまうと6年近くそのままということ。これって結構恐ろしくないでしょうか?

あなたの会社名を調べてたどり着く人ががっかりするようなサイトをこんな長期間ほっとくのは正直もったいないなと思ってしまいます。だからこそ、サイトのリニューアルをするのであれば是非成功してほしいと思います。

なぜ多くの人がサイトのリニューアルで失敗するのか?

なんだかんだ言いましたが、結局は「サイトリニューアルにかける熱量と思い」だと思っています。

これが僕が普段利用しているヒアリングシートなんですが、これの埋まり方は熱量に比例します。

あるお客さんではこのようにみっちり埋まりますが、スカスカで終わっちゃったりするところもあります。

この違いは担当者さん・経営者さんがどこまでサイトのことを考えれているか、によって変わってくるのかなと思っています。

最後に

いかがでしたでしょうか。ご参考になれば幸いです。

今までの経験上リニューアルしないほうが良い人はだいたい話を聞けばわかるので、お悩みであればご相談ください。一緒に考えれるところは全力でサポートしますし、難しい段階であれば、正直にお伝えいたします。

また失敗しないホームページの制作の全ノウハウについてはこちらでまとめていますので、ご覧ください。

グリッチはフリーランス・個人でホームページの制作を行っています。ディレクターとして合計100を超えるお客様とやりとりをしてきた経験があり、かつデザイン、コーディングまで一気通貫で行えます。制作後のアフターとしてSEOのコンサルティングやマーケティングまで対応可能ですので、お気軽にご相談ください。

それでは!

\シェアしてくれると喜びます!/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

AD
TOP > 記事一覧 > 仕事の話 > web制作 > ホームページのリニューアルで失敗する人にありがちな6つの要素

Related Articles

関連記事はこちらです。

Popular Articles

よく読まれている記事です。