wordpressのバックアップちゃんと取ってますか?
普通は取ってますね。「普通は。」
とか今では言えますが、僕は以前バックアップ取ってませんでした。。。そしてデータベースを吹っ飛ばしてしましました。。。はい。大馬鹿者です。
この記事ではこの事件を教訓に、最終手段のキャッシュを使うというやり方を紹介します。
目次
このやり方が必要な人
これは本当に最終手段なので、万人が必要なやり方では無いです。というのも、こんなことしなくてもデータが残っていいることって結構あるからです。
あくまで、wordpressの記事データなどを管理している「PhpMyAdmin」で操作出来る「MySQL」というデータベースが消失した時の話です。
FTPサーバー上のwordpressのデータを誤って消してしまっても、MySQLは死んでいないので、サーバーのコントロールパネル等からログインして復旧して、wordpressのデータをなんとか作り直してください。
キャッシュからwordpressのHTMLデータを復旧する方法
1.「site:(ULR)」でgoogle検索する
まず、検索画面に自分のブログ・サイトの記事を全て出すために「site:(〜URLが入る)」のように自分のアドレスに「site:」を付け足して検索をしてみてください。↓
↓そうするとこんな感じで、自分の書いた記事やサイトのページだけが検索結果に出てきます。
それぞれのURLの右にある矢印をクリック
そしてそれぞれのURLの右にある矢印をクリックすると、「キャッシュ」というポップアップが出てきます。それをクリックすると、↓
↓なんと消えたはずのページが!!
↓でもよく上の部分を見てみてください。
これが意味しているのは、「10月27日の0時6分にgoogleがhttps://webshugi.com/habit/というURLをクロールして、取得してきたキャッシュ情報です」ということです。(この記事を書いているのは11月5日)
なので、もしデータベースをふっとばして10日とか一ヶ月とか立ってしまってたら、googleがこのキャッシュごと消していてこの方法も無理な可能性が高いですが、データベースを消してしまって翌日やそこらへんなら全然間に合います。
後はひたすらHTMLをコピペ
ここまで来たら後はHTMLをコピペする作業になります。
Macなら「option」+「command」+「i」で開発者ツールで自分のコピーしたい記事部分だけコピペするもよし。↓
ソースを表示してHTML部分を全てコピペするもよし(赤枠の部分は無視してください。キャッシュ表示の部分です)↓
んで保存したHTMLを自分のwordpressの投稿画面にひたすら入れていく作業になります。
もうこの際画像がどうだとかプラグインがどうだとか広告がどうだとかはとりあえず言及しません。後はなんとかしてください。
最後に。なぜ僕はこんなことをしないといけなくなったのか
なぜ僕はこんなことをする羽目になったのか。それは「Duplicator」というwordpressのサーバーや環境を丸ごと移管するプラグインを使ったことが原因でした。
普通に使えば問題ないんですが、これって移管先のデータベースとか全部上書きして、移管元のものを構築するんですよね。僕の場合は移管元が空じゃない状態でこれを使ったので、完全に元データが吹き飛びました。
ただ幸いにもFTPのデータは残っていて、MySQLだけ消えるという状況だったので、このように復元が出来ました。
いやー、本当に死ぬかと思った。これ以降は僕は全部手動でSQLエクスポートして移管してます。それが一番安心。
いや、本当にバックアップはとっておいたほうが良いです。それをしなかったために僕は100記事近くこの作業したので。ちなみにwordpressのバックアップは「BackWPup」というプラグインがおすすめです。詳しくは下記の記事を参考にしてください。
それでは!
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