まずこの記事を読んでいる人は洋楽のロックでどんなのがあるのかざっと知りたい人が大半だと思います。
そこで正直オススメを羅列しても、わかりにくいと思うので、ジャンル別にオススメを紹介します。
目次
- 1 ロックのジャンルの大分別
- 2 ブルース・フォーク(1950年以前・古典)
- 3 ロカビリー・ロックンロール(1950年代後半)
- 4 ロック(1960年〜)
- 5 ガレージ(1960年〜)
- 6 パンクロック(1970年〜)
- 7 サイケデリックロック(1960年〜)
- 8 ハードロック(1960年〜)
- 9 ファンク(1960年〜)
- 10 グランジ(1990年〜)
- 11 シューゲイザー(1980年〜)
- 12 オルタナティブ(1990年代〜)
- 13 ブリットポップ・ポストロック(1990年〜)
- 14 ガレージリバイバル(2000年〜)
- 14.1 Cato salsa Experience
- 14.2 actic monkyes
- 14.3 baby shambles
- 14.4 big strides
- 14.5 little barrie
- 14.6 BRMC(Black Rebel Motorcycle Club)
- 14.7 cage the elephant
- 14.8 the datsuns
- 14.9 the dead 60s
- 14.10 dirty pretty things
- 14.11 franz feldinand
- 14.12 fratellis
- 14.13 the heavy
- 14.14 the hives
- 14.15 JET
- 14.16 kasabian
- 14.17 klanxons
- 14.18 Kuler shaker
- 14.19 the libertines
- 14.20 Locksley
- 14.21 mando diao
- 14.22 the manikins
- 14.23 the music
- 14.24 razorlight
- 14.25 the strokes
- 14.26 the strypes
- 14.27 the vines
- 14.28 the white stripes
- 14.29 yuck
- 15 インディー・ロック(サイケ・ローファイ・ドリーム・ポップ 2010年〜)
- 15.1 the academic
- 15.2 the alvvays
- 15.3 avalanhes
- 15.4 broken social cence
- 15.5 dauther
- 15.6 deerhunter
- 15.7 diiv
- 15.8 the drums
- 15.9 haim
- 15.10 mac demarco
- 15.11 peter bjon & jon
- 15.12 starfucker
- 15.13 spoon
- 15.14 tame impala
- 15.15 tennis
- 15.16 the vaccenes
- 15.17 the xx
- 15.18 year year years
- 15.19 bon iver
- 15.20 Rhye
- 16 最後に
ロックのジャンルの大分別
色々と抜けているものがあるかもしれませんが、大まかに見るとこんな感じだと思います
左上から年代順にしてます。
- ブルース・フォーク(1950年以前・古典)
- ロカビリー・ロックンロール(1950年代後半)
- ロック(1960年〜)
- ハードロック(1960年〜)
- ガレージ(1960年〜)
- サイケデリックロック(1960年〜)
- ファンク(1960年〜)
- パンクロック(1970年〜)
- シューゲイザー(1980年〜)
- グランジ(1990年〜)
- オルタナティブ(1990年代〜)
- ブリットポップ・ポストロック(1990年〜)
- ガレージリバイバル(2000年〜)
- インディー・ロック(サイケ・ローファイ・ドリーム・ポップ 2010年〜)
ざっくりの概要はこんな感じです。
ブルース・フォーク(1950年以前・古典)
黒人音楽のひとつだが、ソウルやジャズとは明らかにタイプが異なり、ロックに多大なる影響を与える。孤高かつストイックな音楽で、聴かせるためというよりも、自分の殻に閉じこもり、己の悲哀を高らかに歌い上げる自分史的な音楽である。歴史は古く、かつてはギター一本の渋い弾き語りが主流で、ロバート・ジョンソン、サン・ハウス、フレッド・マクダウェル、スキップ・ジェイムズといった名プレーヤーが現れ、独特のスライド・ギター奏法、フィンガー・ピッキング奏法が生みだされた。後にエレキ化し、ハーモニカ、ピアノ、ドラムなど、楽器も多様化。様々なタイプのブルースが生まれたが、そのパワフルで破壊力のある渋味のきいたサウンドは白人達から真似され、それがハード・ロックの流れに直結していった。数多くのロック・ギタリストたちのリスペクトを集める音楽である。
引用:ロックのカテゴリー
ロックの歴史を紐解けばブルースから始まります。
今聴いてる音楽とは正直程遠いものがありますが、3コードであったり、ガレージなどではよく使われる音があったりと共通点を感じますね。
僕はまずロカビリーから入って、そこからブルースにたどり着きました。
ジャンルとして分かれるとしたらブルースが黒人音楽で、そこから白人がアレンジをしだしてロックンロール、ロカビリーに変わっていったって感じかなと。
albert king
BB king
bo deddery
bob dylan
janis joplin
ロカビリー・ロックンロール(1950年代後半)
ロカビリーとロックンロールの境界線は曖昧で、ロックンロール、ロカビリー好きの永遠の課題と言える。エルヴィスが「キング・オブ・ロックンロール」「キング・オブ・ロカビリー」と呼ばれるように、ロックンロールとロカビリーは微妙なところで同義語でもあり、異義語でもあると言える。
厳密に分けるとすれば、白人音楽のヒルビリー、カントリー・アンド・ウェスタンの要素が特に強いものを「ロカビリー」、黒人音楽のR&B要素が特に強いものが「ロックンロール」とされている。
ロックンロールは黒人音楽のブルース、リズムアンドブルースが原点にあり、ほぼ均等なエイトビートが基調となっている。
また、ブルースのスリーコードが応用されることが多く、ブルースのコード進行(AADAEDAEのようなコード進行)を基に作曲されることが多い。対してロカビリーは、上記のロックンロールに、さらに強い白人音楽のカントリー、ウェスタンの要素を加えた音楽で、均等なエイトビートとは少し違い、シャッフルのような、カントリーらしい間のある三連譜のような独特のリズムを持つ。
このように理論では分別されるロックンロールとロカビリーであるが、やはりロックンロールとロカビリーの定義は曖昧で、1950年代のロックンロールの内、白人の演奏したものの大部分がロカビリーであった為、今ではロックンロールとロカビリーは同義語として使われることが多くなった。
引用:ロカビリー総合情報サイト
結構ジャンルとしては曖昧な感じです。
似てるんだけどよく聴けば違う。
stray cats
ロカビリーといえばストレイキャッツ。
50’sをよく聴いてたころ、このアルバムが発売された。で、聴いてみてカッコ良さにビックリ!中途半端なロカビリーじゃなく、いきなり暴走するかのようなRUNAWAY BOYSで始まって、次々と飛び跳ねたくなるような曲ばかり・・・いろんなカバー曲も入っていて、BLUESも好きだっていうBRIANらしい編曲になっている。アメリカ人だけど、イギリスに行ってから売れたってのもおもしろい。ロカビリー好きじゃない人にもおすすめの1枚。
引用:amazon
brian setzer
The Brian Setzer Orchestraでスイングしまくっている彼が、オーケストラのリズム隊とトリオスタイルで奏でるロックン・ロール!!ストレイ・キャッツとはまた違った聴き応えだぞ。やはり彼のギタープレイが聴きたいんだって人は間違いなく納得のアルバムだね。全曲通して言えることは、初めて聴いても何故か懐かしくノリノリだってこと。1曲目からぶっ飛ばして行って、6曲目の「’59」で哀愁漂うカッコイイナンバーはシビレるよ(この曲は再結成後のストレイ・キャッツっぽい)。元クラッシュのジョー・ストラマーとの共作「Who would love this car but me?」も最高だぞ。エルヴィス・プレスリーもエディー・コクランももういないけど、ブライアン・セッツァーはまだまだ、ロックン・ロールしているよ。
引用:amazon
Johnny Gale
elvis preslye
eric clapton
the rolling stones
ロック(1960年〜)
50年代に流行ったロックン・ロールとリズム&ブルース旋風が、ビートルズの登場により「ロック」となった。ロックン・ロールの特徴だったピアノとサックスのポップなサウンドは、エレキギターの分厚いサウンドにとってかわり、リードギター、リズムギター、ベースギター、ドラムスの四編成による演奏が基本となる。ロックは時代の流れと共に多様化し、進化していくが、昔も今も一貫して変わらないのは、ミュージシャンたちが、自ら作曲し、自ら演奏し、自らが確かな信念を持ってアルバムを一枚の「作品」として仕上げてきたことだ。その原点ともいえる名盤がビートルズの「ラバー・ソウル」(1965年12月発表)であった。弊サイトでは1965年を真の意味での「ロック」の誕生年とし、それ以前のロックは「ロックン・ロール」として区別している。
引用:ロックのカテゴリー
the allman brothers band
the band
the beatles
言わずと知れたロックの神様。
ビートルズがロックの全てを作り出したと言っても過言ではないほど。
ロックというジャンルにしていますが、サイケやハードロック、ロックンロール、あらゆるジャンルのきっかけになるようなアルバム、名曲をバンバン出しています。
正直、全アルバムオススメなんですが、初めて聞くならwhite albumからが良いのかもしれません。
天才がしのぎを削りながらも集う、奇跡的な共同作業の臨界点であった『サージェント・ペパーズ』の後、真のモンスターユニットと化したグループのなかでの、個の在り方を死に物狂いで模索し生みだしたアルバム。
「一枚にまとめたい」
ジョージ・マーティンの意志など押しつぶして、内幕をさらしつつ炸裂する生々しい個々のエネルギー。
不統一と混沌の一色に染められ、まっ白に輝く唯一無二の作品。
cream
david bowie
the doors
the electric lights orchestra
the La’s
the who
yes
ガレージ(1960年〜)
the delta72
the detroit coblas
the jon spencer blues explotion
パンクロック(1970年〜)
green day
sex pistols
iggy pop
the jam
the offspring
patti smith
the clash
pixies
the ramones
the stooges
サイケデリックロック(1960年〜)
the velvet underground
超アングラなベルベット・アンダーグラウンド。
そのジャケットは有名なアンディーウォーホルが手がけたもので、このバナナは知っている人が多いのではないでしょうか。
最初はノイズだらけで好き嫌いが分かれますが、慣れてくると若干中毒感が味わえます。
僕は時々聴くと落ち着きます。
Velvet Underground & Nico-45th Anniversary
このアルバムを購入したのはちょうど一年前。最初は、「何だ、このアルバムは」という感じでした。ノイズ系の音楽は非常に聴いてて不愉快そのもの。輸入版を購入のため、歌詞や和訳が分からない。そんな事もあってか、自分の中ではお蔵入りになっていた。そしてある程度60年代の洋楽を聴き漁った後にふと聴いてみると、これが面白い。1年前と違った衝撃が私の身体を走った。60年代のいわゆる名盤と比較すると、他のバンドの音楽と遥かに違うことをしていたんだと痛感した。そしてそれがその後評価されたことも頷ける。
jimi hendrix
ジミヘン存命中の作品では遺作となった3枚目である。
実験作でありコンセプト的であり、そして最高傑作である。そのギタープレイがあまりにも超絶的であり、サウンドメイキングや奏法の奇抜さ、革新性、美しさにばかり目が、いや耳が行きがちになって
しまう、いやさせられてしまうのがジミヘンであるのは万人が承知するところだと思うが、
本当に耳を傾けるべきは実は彼の歌であり、声なのではないか、と最近思う。
インストでない音楽、つまりボーカルがメインの音楽を鑑賞する際、ボーカルの声を聴覚の中心に据え置いて聴くのが一般的であるとは思うし、
嫌でも肉声にフォーカスが合わせさせられるのは自然であるとは思うが、
ジミヘンに関してはそうはいかない。ギタリストでありボーカリストである前に彼はコンポーザーでありサウンドメイカー、
まさに音楽家なのであるから、創作される音は全てに濃厚な意義付けがなされている。
ハードロック(1960年〜)
black sabbath
deep perple
Guns N’ roses
king crimson
led zeppelin
ファンク(1960年〜)
baker brothers
fast 3
lettuce
the mastersounks
soulive
speaklow
グランジ(1990年〜)
nirvana
高校時代、筆者はロックをむさぼるように聴いていて、あるときレディオヘッド経由でニルヴァーナというバンドのことを知った。典型的な中二病ルートである。正直なところ、音楽的経験値の乏しい高校生にはレディオヘッドは難解すぎた。その点、このアルバムのわかりやすさには一種の感動をおぼえたほどだった。スリーピースのバンドができる最高の音楽だと思った(いまではミューズのほうがすごいと思うが)。
わかりやすい曲構造、キャッチーなリフ、荒々しさ。ロックを聴き始めた小僧が夢中になるだけの要素がすべてつまっている。カート・コバーン(なぜコベインではないのだろう?)のディストーションがかかったような声。しかし、歌詞だけは最後までさっぱり意味不明だったなと思う。たぶん、意味なんかないのだろう。カートは友達を見つけてうれしい(「Lithium」)とかそういうストレートなことをたまに歌う。彼は周囲からの共感を求めながらもそれらが得られずに、最後まで孤独に苦しんでいたのだろう。意味不明な歌詞は、彼のそういう鬱屈した感情を言語的にイメージ化したものなのであって、少なくともそういう感情のムードは否応なしに伝わってくる。繊細な心を持った少年・少女が人生のある時期で遭遇せざるを得ない感情である。大人になってこのアルバムを夢中で聴くことはできない。このアルバムは悩める少年・少女の憂鬱を吹き飛ばすためにあるのだ。
オフスプリングにハマった後、手を出したのがニルヴァーナでした。
しかもその時は高校生。
憂鬱としたどうしようも感情にはドハマリしたバンド。
アルバムとしては2枚しかないが、その2枚を延々とリピートしていました。
このカートのスタイルも音楽も全て好きだったな―。
foo fighters
シューゲイザー(1980年〜)
my bloody valentine
the jesus and mary chain
オルタナティブ(1990年代〜)
beck
cardigan
daft punk
G love special sause
maroon 5
new order
red hot chili peppers
rilo kikey
soul coughing
stereophonics
super furry animals
tahiti80
travis
U2
weezer
yo la tengo
ブリットポップ・ポストロック(1990年〜)
beady eye
bjork
blur
oasis
商業的にも音楽的にも歴史的に売れたバンドの1つ。
高校生の時にオアシスを聴いてドハマリしたのを覚えています。
カッコよすぎる。
オアシスを聴いて、ビートルズを聴くと、本当にリスペクトというか、かなり影響を受けているのを感じます。
アルバムはbe here nowとスタンディング・オン・ザ・ショルダー・オブ・ジャイアンツ以外はオススメ。
イギリスでは、クイーンのベスト盤、サージェント・ペパーズの次に売れ、世界中で爆発的ヒットを飛ばしたモンスターアルバム。
「さらに人懐っこいビートルズ」というか、誰もが安心して聴けるロック。
ギャラガー兄弟の労働者階級然とした佇まいも良い。音楽的には「さらにやかましいビートルズ」というか。
よく聞くとTレックスとかピストルズとか色々な要素が入ってる。
ドラムが替わって演奏もプロ仕様になり、格段にクォリティが上がっている。
リアムの声の全盛期であり、ロックを歌うために産まれてきたみたいな天性の声も最も輝いている。ロック入門編に最適。
テンプレ的な要素が全部入っている。
radio head
superglass
ガレージリバイバル(2000年〜)
Cato salsa Experience
べたな邦題ですが、つられて買ってしまいました。予想通りの内容でした。いや、越えていたかもしれないな。
ベースになっているサウンドは、60年代後半のガレージ・サイケ・ロックのように思います。しかしへたなお遊びなし。ボーカル、ギター、ベース、キーボード、すべてのエネルギーを三分前後の曲に押し込めて、12曲。みっちりご教授してくれます。
ロック学の入門書にしてもいいし、なんやロックがわからんようになってきた人の再教育用にも最適。
しかし、ノルウェーのバンドなんですね。スカンジナビア半島は、新たなロックの中心地になりつつあります。
あんまり知られていないガレージ・ロック好きなら絶対にハマる、カトーサルサエクスペリエンス。
邦題がむちゃくちゃですが、そこがまた良い。
北欧バンドはだいたい良い、というイメージが出来たのもこのバンドのおかげ。
丁度良いガレージ感なんですよね。
1st、2ndはハズレ無しです。
actic monkyes
baby shambles
big strides
ファンキーなギター、タイトなドラム、そしてダイナミックな低音が唸るウッドベースが耳をひく3ピース。バンドサウンドはブルース、ジャズ、ソウル寄りでややパンキッシュだが、グルーヴにヒップホップのようなリラックス感もあり、時々ボーカルがスピーチしてるように歌う様はGラブの初期を思わせる。でもGラブよりもバンド感が前面に出てて硬派な感じ。音も硬さがあってタイトでカッコイイ。
このファンクさが最高!
ライブなんて完全に酔っ払って聴ける感じがまた良いですね。
ロンドンのバンドでこんなにサーフ感というか、西海岸感が出てるのって珍しい。
little barrie
彼らの1st「WE ARE LITTLE BARRIE」を聴いた時、『音のスキマが気持ち良い』と感じました。今でもその印象は変わりません。
でも、今回の作品ではそのスキマを作っていた音の線・1本1本が確実に太く頑丈になっているような印象を受けます。
どこかモッズでどこかR&BなLBらしさはそのままに、バラエティに富んだ楽曲の数々、アレンジにバンドのバンドの成長を感じるようです。
新生LBのドラマーはビリー・スキナーですが、このアルバムが制作されていた時期にはまだ加入しておらず、彼のドラムが聴けるのはM6.Pretty Picturesのみ。ほぼ全曲でドラムを担当しているのはなんとブルースエクスプロージョンのラッセル・シミンズ!
僕お気に入りはM9.Why Don’t You Do It
止まりそうで止まらない緊張感と渋さがたまりません!
と言いつつ全曲オススメです。どの曲にも一回聴いたら忘れない必殺のリフがあります。
リトルバリーもロンドンのUKバンド。
big stridesと同じ空気を感じて、このヌケた感がとても好き。
3ピースでここまでよく出来るなーと関心するぐらい。
1st、2ndは最高に良かったんですが、3rd以降どんどんガレージに寄ってきて、最近はパンクなのか?と思わせるような感じになってます。
ガレージ・パンクも好きですが、彼らにはファンク感を維持して欲しいとずっと願っています。。。
BRMC(Black Rebel Motorcycle Club)
濃厚なギターノイズの奔流に溺れそうになる、暗い輝きで満たされたサイケデリック・ロック。超ハイテンション・アップテンポの「whatever happened to my rock’n roll」はバンドの代名詞となるような名曲だけど、アルバム全体の雰囲気はもっと遅くて重くて気だるい。そして、美しい。こんなにヤサぐれていて色気のある音を出すバンドはなかなかない。ロックに退廃美が帰ってきた。
ミッシェルガンエレファントのUK版といった感じ。
陽気なガレージではなく、程よい陰気なガレージとサイケデリックが混じったような。
とても聴きやすいのでオススメです。
cage the elephant
the datsuns
the dead 60s
dirty pretty things
franz feldinand
fratellis
the heavy
the hives
JET
kasabian
klanxons
Kuler shaker
the libertines
Locksley
mando diao
the manikins
the music
razorlight
the strokes
the strypes
the vines
ニルヴァーナ+ビートルズという紹介がされているオーストラリアのヴァインズ。ほんとうにニルヴァーナでビートルズなんである。いや、そこへさらに+αだ。
コバーンのようなカスれた歌い方をしつつも若気の至りが全開、傷ついて折れそうな魅力的なヴォーカルがまず出色。母性本能直撃?
そんでもってよく練られた楽曲のキャッチーさが実に良いかんじ。激しい曲もトボけた曲も整合性を持って入ってる。それだけでなく、そこに今流行の乾いたロック……ストロークスとかホワイトストライプスとか……そういうやつが持ってる音のトーンも備えている。何度聴いてもおかわりしたくなる、素晴らしいサウンドだ。
この普遍性は大器を予感させる。クラブではなく、それこそアリーナクラスの会場こそがふさわしいような王道ロック。王道といってもベタという意味ではなく、保守でもマッチョでもない。ヴァインズにはちゃんと脳みそがある。若々しさ、憤り、皮肉、ユーモア。キビキビした、新世代の、この時代ならではの、これからを担う王道ロックの誕生だ。
動画ははっちゃけ過ぎなので、PVと二枚貼っときます(笑)
オーストラリア出身のニルヴァーナmeetsビートルズとも言われるほどのグランジとロックが上手く融合したバンド。
そのルックスからは想像もつかないような暴れ方をします。
狂ったような曲の次には優しい曲があったりと、かなり楽しめるアルバムです。
ただボーカルのニコルズの精神状態があまり思わしくなく、休止をしたりとあまり2ndの後はあまり上手いこといっていないようで残念です。
復帰してベストな曲を出して欲しいなと願ってます。
the white stripes
yuck
インディー・ロック(サイケ・ローファイ・ドリーム・ポップ 2010年〜)
the academic
the alvvays
avalanhes
dauther
deerhunter
diiv
the drums
あれだけカラっとしたした、レトロな作風の前作が世界的に受け入れられたバンドが作ったとは思えないに2作目。
前作が「夏」だとしたら本作は秋になる前の「夏の終わり」を感じさせるような内省的な作品。
音だけでなく詩の内容もパーソナルな内容が多く、前作のような作品を期待していた方にはあまり受け入れられなく、世間的にも評価されなかったアルバムだと感じます。個人的には前作のラフな音作りより、本作のクリアな音の方が、あの独特なスカスカの演奏には合っているように感じ、とても気に入っている一枚です。
人の人生のようにバンドにも浮き沈みがあるので、今後のDrumsに期待をしていますが、今後バンドが何枚も作品を重ねて行く上で、本作のような作品は中々作ることができないのでは?
バンドの貴重な瞬間を捉えた作品なので、このままDrumsが解散すれば駄作に。
世間も認める傑作の3rdを完成させることができたのなら、転換期的な重要な作品として評価されるのではないでしょうか。個人的には星5つです!
ドリーム・ポップと呼ばれる最近のインディー・ロックシーンの頭1つヌケた存在感のバンド。
ストロークスやフランツ・フェルディナンドの次のシーンは完全にドラムスが塗り替えたなというような印象があるほど、ロックの流れを変えてくれたのかなと思ってます。
単音ばかりだけど、どれも印象に残る曲で浮遊感をとても感じられるバンドで、かなりハマってます。
haim
mac demarco
peter bjon & jon
starfucker
spoon
tame impala
tennis
the vaccenes
the xx
イギリスではマーキュリー・プライズを受賞したり各国のヒットチャートで上位を獲得するなど
かなり期待のグループなのだが、日本での知名度は低いのだ・・・
いいグループなのになあ。そういうことはおいておいて、実にクオリティの高い一枚で、
ニューウェーブからダブステップまでUKの音楽の歴史の総決算と発展性を感じさせる。
ギター、ベース、プログラミングで構成された必要最小限の音。
ギターがシンプルなフレーズを弾くのだが、リズムが非常に凝っていて
そういった技巧的な部分と、単純にメロディーの良さと歌声が同居しているのが、
3rdアルバム発売間近だが、更なる躍進を期待させる一枚である。
最近ドハマリしているバンド。ザ・エックス・エックス。
音数が少なくグルーブ感をこれだけ出せていて、かつメロディが印象に残るバンドってどれだけいるだろうか。
高揚している時も落ち込んでいる時もどちらでもいける、寄り添ってくれるバンド。
1st、2nd、3rdとここまで完成度の高い3枚を出してくれるバンドはそうそういません。
最近でイチオシのバンドです。
year year years
bon iver
Rhye
最後に
まだまだ追記途中ですが、これはなかなかまとめるのに苦労しそうです。。。
こんな感じですが、洋楽ロックを知りたい!という方にとって参考になれば幸いです!
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