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【資格解説】web制作者ならウェブ解析士は取得して損はない

18/11/14 ( 18/11/26 Edited)

約9分で読めます

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「ウェブ解析士ってどんな感じなんだろう?興味があるけど、難しかったら嫌だしなあ。試験内容や取ることのメリットも知りたいな。」

そんな悩みに回答します。
この記事ではウェブ解析士の資格を取るべき人、取った後のメリット、そして試験内容についても解説していきます。

僕はウェブ解析士の資格は2年ほど前に取得して、現在はフリーランスでwebデザイナーとして仕事をしています。
デザイナーといっても業務は制作からディレクション・SEO・コンサルまで幅広くやっています。

ウェブ解析士とは?

25,000名超が受講した実践資格『ウェブ解析士』とは?

ウェブマーケティングに必要なスキルは、単にアクセス解析の知識だけでなく、

観測すべきKPIの設定

事業に則した現状分析および目標を達成するための計画立案

プロジェクトのファシリテーション

等、多岐にわたる能力が求められています。

しかし、これまでこれら専門的知識と実践的スキルを習得できる環境も、習得した人材を評価する仕組みもありませんでした。

一般社団法人ウェブ解析士協会(WACA)では、こうした現状を問題視し、実務で活躍できるウェブ解析士の育成が急務と考え、成果につながるウェブ解析ができる人材を育成するための認定資格を設け、講座や認定試験を実施しています。

引用:ウェブ解析士とは – (一社)ウェブ解析士協会

引用すると、成果につながるウェブ解析が出来る人財の育成のための資格ということですね。

web制作に関わるのであれば取っておいたほうが良い

web制作系の資格について色々調べましたが、正直意味役に立ちそうなものはほとんどなかったような印象でして、周りの人間で資格を持っている人なんて見たことありません。
でもウェブ解析士に関しては取得しておいて良かったなと思える資格でした。

どんな人がウェブ解析士の資格を取得すべき?

  • △web制作に関わっている人(どっちでも良い)
  • ◯SEOやウェブ広告運用に関わっている人(あったら良い)
  • ◯ウェブディレクターをしている人(あったら良い)
  • ◎上記に関わっていてかつ、数字・googleアナリティクスに苦手意識のある人(絶対取れ)

正直デザイナーやフロントエンドエンジニア・コーダーさんはそこまで必要無いです。
数字を見たい、興味がある、ということなら別ですが。

ただ、ディレクターなどの上流工程、そして運用に関わる人間であればまず取得すべきです。
特に今からそういった仕事に関わるような人ですね。
今現在運用に関わっていて、特に不自由もないよという方はなくても良いとは思いますが。

ウェブ解析士の資格を持っていることのメリット

メリット1.解析士と名乗れる

まあ当たり前ですが、名乗れます。
メリットがある人としては、お客さんと打ち合わせをしたり関わる人ですね。
その際に名刺とかに書くことができれば、「数字も見れる人なんだ」というような印象を与えることもできますし、割と名刺交換した際には解析できるんですね、というような話をすることも多いので、話のネタにはなります。

ウェブ解析士という資格を知っている人はほぼいませんが、名前がわかりやすいので印象は伝わるかなと。

メリット2.アナリティクスなどの数字を見る際に苦手意識がなくなる

googleアナリティクスって見るべき項目が多いじゃないですか…。
しかも覚えること多いし。

「なぜこの数字を把握する必要があるのか」、「こういう目的の時にはこの数字を引っ張ってきて改善につなげることが出来るんだ」ということがわかるようになるので、苦手意識はなくなります。

ちなみにgoogleアナリティクスのざっくりした見方はこちらで解説しています

サイトの改善施策の大まかな流れがわかる

ウェブ解析士の資格の意義って「サイトの数字からサイト改善までつなげてPDCAサイクルを回し続ける」ことを体系的に学べることだと思うんですね。
試験の内容も割と実務に沿った内容だったので、個人的には取得してよかったかなと。

ウェブ解析士を取得するには?資格の種類

ただサイトが見にくいです、正直。ウェブ解析してるのかなと疑問になるぐらい導線がわかりにくかった記憶があります。
なので資格を取ろうとこのサイトを見てくれている方に解説します。

ウェブ解析士の資格は3種類

  • ウェブ解析士
  • 上級ウェブ解析士
  • ウェブ解析士マスター

と三種類資格があります。

僕が受けた2年前は「ウェブ解析士初級」と「ウェブ解析士上級」の二種類だけだったはずですが、今では三種類に増えています。
「初級=ウェブ解析士」で、上級が2つに分かれた感じっぽいですね。

とりあえずオススメするのは「ウェブ解析士」です。というかまずはそれしか受けれません。
そして僕は個人的に上級以上にメリットを感じなかったのでウェブ解析士しか取得していないです。

なので下記では「ウェブ解析士」について詳しく解説していきます。

ウェブ解析士の試験内容について

  • 受験方法:講座を受けて試験を受験する方法と、いきなり試験を受ける方法と2種類
  • 費用:講座=10,800円・初回試験=17,280円・公式テキスト4,320円

まず、講座は絶対に受けた方が良いです。
これがなくてテキストだけ買って試験しても、正直あんまり身になりませんし、やる気もでません。

ちなみにテキストはamazonでも買えます。届くのはこちらのほうが早いし料金も変わらないんで僕はamazonで買いました。

 

ウェブ解析士の講座内容とは?

講座は1日がかりで先生がテキストを解説しながら、要点をまとめてくれるというようなものですが、良い先生に出会えれば最高に学べます。
ただ駄目な先生もいるので、注意してください。

僕は大阪まで講座を受けに行ったのですが、その先生は以前事業をしていてSEOであるキーワードで一位を取ったこともあり、現在はコンサル業をしている方でした。

一方僕の友人は地元で講座を受講して、売れてなさそうなウェブデザイナーに教わって全然勉強にならなかったと言っていました。

講座の場所は以下のページから見ることができます。
現在では東京や大阪などの特定の場所でしか受けれない様になっている代わりにオンライン会場ができています。講座の開催場所から遠い場合はオンライン講座を受けるのが良いでしょう。

ウェブ解析士認定講座・試験 スケジュール – (一社)ウェブ解析士協会

ウェブ解析士の試験内容とは?

試験内容も上記のページから検索できます。
こちらはわざわざ特定の開催場所に行く意味はないので、住んでいるところのオンライン会場で試験を受ければ問題ないです。

試験内容はたしか1時間で60門?程度をひたすら解きまくるものです。
4択から1つの正解を選ぶというものなので、質問によっては即答出来るので、時間はそこまでハードじゃなかった印象です。
が、計算を求められる問題もあるので、そこは時間がかかります。
ペース配分をしっかりすれば問題は解けます。そして試験はテキスト持ち込み可だったはず…。
というのも公式サイトに在宅でも受けれる、という記載があるので。

自分は会場型で受けましたが、たしかテキストは持ち込みました。
といっても、テキストは正直見る時間無いですので、勉強せずに行くと死にます。笑

ウェブ解析士認定講座・試験 スケジュール – (一社)ウェブ解析士協会

ウェブ解析士の勉強方法

勉強方法としては、だいたい試験の一ヶ月程度前に講座を受けて、その後1ヶ月間は毎日2〜3時間ほど勉強時間を設けてください。そうすれば受かります。
なので勉強時間としては40〜100時間ぐらいでしょうか?これは人に寄ります。

講座までは特に何もしなくて良いですが、まず講座で公式テキストと出題される問題の傾向・練習問題などを1日で叩き込まれます。
そしてそれを忘れないうちに、再度自分で公式テキストを読みながら練習問題を解いていきます。
んで、自信がつけばだいたい受かります。
テストの傾向としては練習問題のような問題がひたすら出るので、それを何度も解いていけばOKです。

上級ウェブ解析士・ウェブ解析士マスターは?

上級ウェブ解析士になるには

条件としては「ウェブ解析士」の資格を取得していることで、上級ウェブ解析士を取得するには、下記の手順で取れるそうです。

  • 無料動画を視聴する
  • 無料動画第1章
  • 無料動画第2章
  • 上級ウェブ解析士認定講座に申し込む
  • 事前課題動画を視聴する。
  • 事前課題動画を参考に、事前課題をday1講座までに完了しておく
  • day1を受講する
  • day1で求められた中間課題をday2までに完了しておく
  • day2を受講する
  • day2の2週間後までに修了レポートを提出する

ウェブ解析士資格取得までの流れ – (一社)ウェブ解析士協会

費用は86,400円(税込)です。

ウェブ解析士マスターになるには

条件は上級ウェブ解析士を取得していることで、下記の流れで取得できます。

  • ウェブ解析士マスター講座(6日間)を受講する
  • マクロレポート作成実務試験を受験する(2日目)
  • ミクロレポート作成実務試験を受験する(3日目)
  • 講義実技試験を受験する(4日目) ※合否判定は4日目までに行います。
  • 受講者でウェブ解析士のオープンセミナー(説明会)を企画・実施する(5日目)
  • フォローアップ講座を受講する(6日目/約3ヶ月後) ※マスターは「3つの試験合格=認定」のため、認定申請は必要ありませんが、ライセンスカード発行等のために、写真や必要情報をご提供いただく必要がございます。

費用は324,000円(税込)です。

そう、高いんですよ。なんで僕は「ウェブ解析士」だけでいいや〜って思ってそれで満足しちゃいました。

上級ウェブ解析士・ウェブ解析士マスターを取得するメリット

普通の「ウェブ解析士」の資格を取得するのに加えて、おそらく魅力的なのは講師業が出来ることだと思います。

これは僕が受講した先生も言ってました、講師やりたくないんだったら「ウェブ解析士」より上は取らなくてもいいよって。笑
まあフリーランスだったり自営業の人ならあっても良いかもですが、もう好みでしょうね。

ウェブ解析士を取得する上での注意点

散々色々解説しましたが、ウェブ解析士の資格の注意点を一つ。
名刺に「ウェブ解析士」と名乗りたければ毎年フォローアップ講座を受験して、年会費6,480円(消費税込)を払い続ける必要があります。

まあその金額なら、って感じかもですが、僕はめんどくさかったんで、独立してからは年会費は払わず、ウェブ解析士とも名乗っていません。笑

最後に

参考になりましたでしょうか?
本気で解説したので5000字ぐらいいってしまいました… 長々すみません。

ここまで読んでみて受けてみようかなと思った方は、是非頑張ってください!

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