レバレッジ時間術を読みました。
なぜこの本を読んだかというと、最近の仕事の忙しさと、平日何もできない状況に嫌気と危機感を感じ始めたからです。
そして、単純に平日にもっと使える時間を増やしたい!と思ったからです。
読んだ感想としては、要所々々で為になる部分がたくさんありましたが、全体を通して一貫しているのは、時間に投資の感覚を持て!、ということでした。
目次
時間にレバレッジをかけるとは?
本書では、著者本田さんは時間もお金と等しく大事なもので、時間はむしろお金以上に大事な資産価値のあるものだと説いています。
学生のころからビジネスに関心があった私は、色々な経営者の話を聞くのが好きでした。その中で経営に携わっていた人が、何よりも一番高くつくのは時間コストだとしみじみ言っていたことが心に強く残っていました。
なくした1000万円はいくらでも取り返せますが、今ここで無駄に過ごしてしまった1時間は二度と取り返すことができません。時間を効率的に使うことこそ、ゴールに最短ルートでたどりつくことこそ、すべての成功の秘訣となるのです。
そこでこの本で提唱されているのは、お金に投資をするということと同じ考えで、時間に投資をするということです。
時間に投資をする
時間に投資をするということは、つまり時間にレバレッジをかけるということです。
レバレッジとは、てこの原理です。普段のやり方にテコ入れをして、小さい力でより大きな成果を目指す考えです。
具体的には、仕組み化をするということです。
10あるものを、時間の節約で9や8にするんじゃなくて、10あるものを1にするような仕組み化を常に考えて仕事や生活に取り組むことが大切です。
著者である本田さんはこの考えを常に自分に問いかけているそうです。
doing the more with less
少ない労力で多くの成果を
効率よく時間を使うには、「仕組み化」が必要
これを読んで思ったのは、最近仕組み化が全然できていないということ。
つい最近まで僕はweb制作の現場で主にプログラムやコーディングに携わっていました。
プログラムやコーディングに流れる基本思想は、いかにめんどくさいを効率化するか、いかに怠けるかということです。
だから性に合っていたのですが、今はサイト制作後の成果を上げるためにいかに流入させるかの部分に携わっています。
こちらはどちらかというと、分析や作業報告、打ち合わせ、などの顧客ごとに合わせて柔軟に対応しないといけないような仕事になります。
だから今の仕事では正直仕組み化は見込めないだろうと考えていたので時間がどんどんかかり、ズルズルと帰る時間が延びていたのですが、この本を読んで仕組み化はまだまだできるなと思えました。
業務が多岐にわたりすぎて、仕組みができないと思えても、絶対に見返してみればできることはあるはだろうと。
仕組み化をするために、10時間も15時間もかける
やはり仕組み化をすることに時間を投入することが大事なんだなと。
また仕組み化によって浮いた時間を遊ぶのではなく、次の時間を生み出すために使うべし。投資によって浮いた時間をさらに投資をするために使え。
まさにこれって金持ち父さんに出てくる投資の話だなと。
貧乏人は、お金が10万円あったら、欲しいものをそれですぐに買う。
金持ちになれる人は、お金が10万円あったらそれを使ってさらにお金を増やすことを考えて、欲しいものが買える金額まで利益が出たら、その利益の範囲内でモノを買う。
実践するところ
- 業務の仕組み化
- 仕組み化で浮いた時間をさらに仕組み化に投資
- スケジュール化
- タスクリスト化
- 時間割で自分の時間を4つに分類
- インプットを増やす
- 本を読む
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