「飲食店を経営しているけど、ネットで何かわざわざする必要があるかな?ホームページを持ったほうが良いとはよく言われるけど、正直必要性がわからない…」
この記事はそんな悩みを持つ方に書いています。
目次
ホームページを作るべきかどうかはターゲットと規模による
答えはお店のターゲットと規模によります。
小規模で予約が不要なラーメン屋さんとか定食屋さんとかであればぶっちゃけそこまで必要性はないのかなと思ってしまいます。それより以下に上げる他の手法の方が適してることが多いです。
逆に高価格帯・予約が多い・宴会などでの利用が多い、というような、ユーザーがすぐに食べに行くところではないようなところ、誰かと予約をして楽しみにして行くようなところであれば必須です。ホームページがあって適切に運用すれば売上は上がります。
ホームページはあくまでネット上での集客の一つ
ネットで集客したいと考えるとどうしてもホームページが大事に思えてしまいますが、ネットでの集客手段には様々なものがありまして、
- 食べログなどのグルメサイト
- SNS(facebook・instagram)
- ホームページ
- google map
こんな感じで色々ですね。結論から言うと全てやるのが良いんですが、自分のお店の業態的に必要かどうかも変わってきます。
大切なのはそれぞれのターゲットや目的は異なるということなので、以下ではそれを詳しく説明します。
食べログなどのグルメサイト
- ターゲット:ほぼ全ユーザー
- 必要性:マスト
- 目的:店の認知
無料で掲載できるのであれば、しておいて損は無いです。グルメサイトのアクセス数はホームページのそれと比にならないぐらい多いので。ぶっちゃけただサイト作っただけだとほぼ見られないので、どの年齢でも使うグルメサイトへの掲載を充実させるのはマストだと考えてもらっていいかなと。
SNS(facebook・instagram)
- ターゲット:facebook → 30代以上の男女・instagram→10〜30代(特に女性)
- 必要性:ターゲット次第
- 目的:店の認知・拡散
SNSを活用すべきかどうかはターゲット次第かなと。若い層がターゲットなのであればまず使うべきですが、高年齢の方がターゲットなのであればそこまで神経質になる必要はないかと思います。
SNSのアカウントを持つメリットとしては気に入ってくれたユーザーが拡散、友人知人などに教えやすかったり、拡散をしてくれやすいということが挙げられます。
ホームページ
- ターゲット:既に店を知っていて、他の店と悩んでいる人
- 必要性:そのエリアで競合が多く、高単価・グルメサイト・SNSで伝えたりないような訴求したい内容がある場合
- 目的:自分の店の独自性を伝えて、来店の後押しをする
ホームページは他の集客手法と異なり、ユーザーの来店の後押しをするものと考えるべきです。今や一般的な情報はグルメサイトにも掲載できますし、美味しそうな写真はSNSに掲載すれば問題ありません。
ホームページを作る必要があるお店というのは、
- グルメサイトで訴求できないような想いや裏側、スタッフの姿勢などのストーリーを伝えたい
- ホームページ独自のお得プランで集客をしたい
- 高単価で予約が多い・宴会などでの大口の利用がある
というような特徴があることでしょうか。
失敗しないためのホームページ制作についてはこちらの記事でまとめていますので、合わせてご覧ください。
Googleマップ
- ターゲット:今近くにいるところで食べたい一般ユーザー及び海外ユーザー
- 必要性:マスト
- 目的:認知
Googleマップで飲食店を調べる時ってありませんか?スマホでgoogleマップを開いて、現在地を表示して、「ラーメン」と検索して、一番評価が高くて美味しそうなところに行く。というような。
これで行く店を決める層はある一定数いて、「とりあえずそこそこのものを間違いなく食べれればOK」みたいな層だと思ってくれても良いです。googleで調べるのもめんどくさいし、近くでいいものがあればそれを食べる、というような。
これも食べログと同じでユーザーが情報を入れてくれるのですが、これはお店側が自分でオーナー登録をすれば定休日なども入れ込めますし、ホームページがあればそのURLも掲載出来ます。また写真なども充実できるので、これはぶっちゃけマストです。
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最後に
いかがでしょうか、飲食店を経営されている方、飲食店で広報やウェブ担当になってしまった方にご参考になれば幸いです。
それでは!
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